住民票をどうするか問題~投資の観点から考える~ その①

移住の準備

こんにちは。準備に追われているはずなのに、気づけばのんびりダラダラしているちゃいままです。

トップ画像は、夏頃義母がラインギフトで送ってくれたスタバのチケットをコロッと忘れており、思い出して確認したら期限が今月末だったので慌てて引き換えに行ったものです。

カフェモカのトールとパンプキンチーズケーキです。

トールって大きいんですね。全然飲みきれません(^_^;)でもおいしい。ごちそうさまでした。

本題です。

住民票をどうするか、海外移住をするときに、悩む方が多い(?)ところだと思います。

はい、私現在進行形でめちゃくちゃ悩んでいます。

基本的には1年以上海外に出国する人は海外転出届を出して、非居住者になるというルールなんですよね。(ただ、1年以上の出国で海外転出届を出さなくても罰則は無いらしい)

実際【海外赴任 住民票】【非居住者 メリット】【海外在住 住民票 抜く】

なんかで検索すると、たくさんの方がメリット、デメリットを説明してくれていて、抜く抜かないで悩まれている方が結構いるんだなぁと実感します。

簡単に住民票を抜くメリットとしては、

  • 住民税の支払いがなくなる
  • 国民年金が義務ではなくなる(任意で払うことは可能)
  • 健康保険料も納める必要がなくなる(保険証は使えなくなる)
  • などなど・・・

抜くデメリットとしては

  • 保険証が使えなくなる
  • 銀行、証券口座が今まで通り使えなくなる
  • 子供手当が貰えなくなる
  • ぐらい?かな・・・

ネット記事の内容をチェックすると、基本的には長期で海外に滞在する人は、税金の面で住民票を抜く(海外転出届を出す)方が得だという内容が多いと思います。

ただ、我が家の場合、証券口座が今まで通り使えなくなる、がネックでした。

というのも、3年くらい前から資産形成に目覚め、夫婦で積立NISAをコツコツ積立て、その後子供たちのジュニアNISAも開設し、非課税枠で粛々と投資信託を購入しておりました。

が、しかし、長期で海外に居住する所謂非居住者は、海外に出国する届け出を提出して、取引が制限されるそうです。

実際楽天証券に問い合わせたところ

  • 1年以上の海外出国の場合は、1か月前までに出国の届け出をして、保有できる財産以外はすべて売却してもらう
  • 保有できる財産とは日本株式と国内債券のみ。投資信託は保有できないため全て売却する必要がある。
  • 非居住者かどうかの判定は出国期間で判定する。1年以内であれば手続きは必要ないが、その期間の連絡先(住所)をどこかに指定するか、郵便の転送手続き等を利用して郵便物がある際に届くようにしてほしい。
  • 手続きせずに出国した場合で後から非居住者であることが判明した場合、保有資産を払い出して口座を廃止する可能性もある
  • 出国の手続きをする際には常任代理人(株式関連の通知の受け取りや議決権行使などを代わりにやってくれるみたいです)の選出が必要。常任代理人は士業の人が好ましい。楽天証券に紹介をお願いすると最低99,000円/年かかる

つまり、正規のルートで海外出国手続きをしようと思うと、投資信託はすべて売却、少し保有している日本株を保有し続けるためには常任代理人に最低99,000円/年かかる。

とのことでした。めっちゃハードル高くないですか?

そういうわけで、我が家の資産形成に赤信号が灯ったのであります。

長くなりましたので、その②に続きます。

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