住民票をどうするか問題~投資の観点から考える~その②

移住の準備

こんにちは。ちゃいままです。

前回は1年以上の出国で他ではあまり語られていない証券口座の対応について、楽天証券に問い合わせてみた結果を書きました。

その続きを書きます。

そもそも、証券口座の持ち主がいま国内か、国外か、証券会社が把握しているのか、については実際よくわかりません。

というか、証券会社自体は顧客それぞれの現在の住所なんて正直細かくは把握していないと思います。

ただ、証券会社は年間の収支報告書を、登録住所を管轄する税務署に提出するらしく、その際に税務署側に非居住者は住民票の記録がないので、少なくてもその住所に住んでいないことがバレるということを書いてある記事も見ました。

その後証券会社側がどうするのかはわかりません。

住所不定で口座を凍結するのか、国外にいることを突き止めて保有資産の払い出しをして口座を廃止するのか、はたまた見て見ぬふりなのか。


一方、住民票を抜かずに国外に出た場合

これは、住民票のある税務署に収支報告書が送られるわけで、何も問題が無いように思えます。

口座の持ち主が国外にいることを知りようがないように思えます。

その代わり、住民票のある自治体に住民税などは払い続けるわけです。

ちなみに、住民票を残したままだと子供の学校はどうなるのか気になって、教育委員会にも問い合わせたところ、基本的に長期の出国は住民票を抜いてほしいけど、抜かずに行く場合は一報ください、とのことでした。それで海外の学校に通わせて問題ないそうです。

ただ、我が家は現在賃貸に住んでいるので、住民票を抜かずに行くということは賃貸の住所にそのまま住民票が置かれるということで、大家さんや、次の住人の方に迷惑がかかると思います。

そして実家に住所を移そうにも、就学中の子供がいるため、転入届を出してすぐに地域の学校に行かない旨を説明しなければならず、無理ではないかと思っています。

そのため、いま取れる選択肢は

  • 保有資産をすべて売却して、証券口座をすべて閉じていく
  • 口座凍結、廃止のリスクをかかえて、証券口座をそのままにしていく

の2択です。

いまのところ証券口座を閉じていくしかないのかなぁと思っています。

幸いいますべて損益確定させても、マイナスにはならないのでそれは救いです。

それでも、せっかく長期の資産形成を考えてコツコツ積み立てていたのに、こんなところですべて売却しなければならないなんて、悔しくてまだ納得できず、なんとか口座を維持することができないか、あがいているところです。

いま多くの人が投資信託の積立投資を始めているようですが、海外に出国される予定がある方は注意が必要です。

それと、実家や、持ち家の方が出国される際の住民票を抜くかどうかの判断には税金関係に加え、投資している資産の有無も考えた方が良いです。

私は住民税を払ってでも住民票を残したい派です・・・。

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